【簡単】fortranの導入方法から「Hello World」までを徹底解説

今回はプログラミング言語のひとつである、「fortran」の導入方法を紹介したいと思います。

「fortran」は歴史のある(古い)言語ですが、計算処理速度は非常に速く、今でも自然科学系の分野で使われていることがあるそうです。

授業で扱うこともあり、自分のパソコンでも使ってみたいと思ったので導入してみました。

簡単にできたので皆さんもぜひやってみてください。

fortranの導入

コンパイラ「gfortran」の導入

ではさっそくやっていきましょう。

fortranを扱う上で重要になってくるのが、コンパイルです。

コンパイルとは、人間の言葉で書かれたコードをコンピューターにわかる言葉に変換する作業のことです。

この作業を行うものをコンパイラといいます。

今回はそのコンパイラの一つである「gfortran」でコンパイルしていきたいと思います。

インストーラー

では、gfortranをインストールしていきましょう。

今回はこちらのサイトからインストールしていきます。

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こちらのサイトの

赤枠で囲った部分をクリックすると、ダウンロード画面に移動します。

5秒ほど待つと自動でインストーラーのダウンロードが行われます。

インストーラー起動

ダウンロード出来たらそのインストーラーをクリックして起動します。

すると

このような画面が表示されると思います。

ここでは「Next」を押します。

次に

このような画面に行きます。ここも「Next」でいいかと思います。

進むと次は

このような画面に移行します。ここではgfortranを保存する場所を決めます。

（後でこのフォルダに移動してgfortranを起動するので、覚えておいてください。）

保存するフォルダを変更したいときは、「Browse…」で変更してください。

よかったら、「Next」で次に行きます。

ここまで来ると、gfortranのインストールが開始されます。少し待ちましょう。

gfortran起動

インストール出来たらgfortranを起動してみましょう。

先ほどgfortranを保存した先に移動すると以下のようなファイル構成になっているかと思います。

このなかの「mingw-w64.bat」をクリックしてみましょう。すると

このような画面が表示されると思います。

これでgfortranを起動することができました。

専用フォルダ作成

では使いやすいように専用フォルダを作りましょう。

先ほどgfortranを起動するときに使った「mingw-w64.bat 」をコピーし、デスクトップに一時的に保存しておきます。

次にフォルダを適当なところに作ります。名前は「fortran」とでもしておきましょう。（任意です。）

この中に先ほどコピーしておいた「 mingw-w64.bat 」を入れます。

Hello Worldの出力

では最後に「Hello World」と出力して終わりたいと思います。

fortranのコードを書く

では「Hello World」と出力するコードをfortranの構文で書きます。

エディタは「メモ帳」で十分です。メモ帳を開き、

program hello
  print * ,"Hello World"
stop
end program hello 

と書いて「hello.f90」として保存します。

.f90がfortranの拡張子になります。

コンパイル

では次に上のコードをコンパイルします。

mingw-w64.bat をクリックし、先ほどの黒い画面を表示します。

表示出来たら、新しく作ったフォルダ「fortran」に移動します。

このように移動出来たら、次に

 gfortran hello.f90 

と打ち込みます。何も返ってこなかったらコンパイル成功です。失敗するとエラーを吐きます。

a.exeファイル

成功すると、「fortran」フォルダに「a.exe」というファイルができます。

これを起動するにはまた黒い画面で

 a.exe 

と打ち込みます。

すると、黒い画面に

「Hello World」

と表示されます。

こうなれば成功です！！

参考

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